蒼

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連続ブログ小説「ひらりひら 第二話」 

「ねぇ、生まれ変わってもまた仲良くしてくれる?」
幼馴染の親友である彼女は唐突にその問を投げかけた。
「さあ、生まれ変わってもまた会えるかどうかもわからないし」
「もう、ムードないなぁ」
彼女は言葉とは裏腹にくすくす笑った。
きっと私が照れて上手い返しができないところまで予想していたのだろう。
話はただそれだけで終わった。
彼女はそれ以上何も言わなかったし私もそれ以上気づくことが出来なかった。
だから彼女が仕事を辞めた、と聞いたときひどく後悔した。

「辞めた・・・? なんで!?」
「え、アンタ聞いてないの? あれだけ仲良かったのに」
昔の友達で情報通の彼女は驚いているようだった。
「何も・・・」
「ふぅん、まぁ、私も詳しくは知らないんだけどね」
「だって、アイツの小さい頃からの夢で・・・やっと叶ったっていうんだよ!?」
「ちょっと、落ち着きなさいよ」
落ち着けるはずがない。彼女は様々な知識が要求されるあの職に就きたいがためにずっと努力してきたのだ。それはずっと近くで見てきた私が一番よく知っている。
「私も又聞きなんだけど、何でも最近新しく入ってきた娘が仕事全部取っちゃったみたいよ」
「そんな・・・」
「あの娘、仕事が生き甲斐だったみたいだから、随分と思いつめてたんじゃない? 私の業界みたいに使い捨ての所だともうフっきれちゃうんだけどねぇ」
彼女はけらけらと笑った。私も笑う所なのだろうが、とてもそんな気にはなれなかった。
「っと、冗談が過ぎたかも。彼女、明日の便で行くみたいよ」
「明日・・・そんな急な」
「それも聞いてないのね、黙って行くつもりだったのかな」
「・・・今日はありがとう、おかげで助かったよ」
「ううん、会えるといいね」
そう言って彼女と別れると、私は急いだ。

次の日、私は息も絶え絶え、なんとか間に合うことが出来た。
彼女の後姿を発見し、名前を呼ぶと、彼女は振り向いた。
「あ・・・来てくれたんだ」
「ひどいじゃない、黙って行くなんて」
「うん、ごめん」
「全部、聞いたよ」
「そっか」
彼女はまるで隠し事がばれた子供のようにシュンとした。
「私、遅れてるんだって。やっぱり最近の知識が足りないみたい」
もう、隠す気もないのだろう、彼女の言葉は止まらない。
止めることもできない。
「私なんてもう必要とされてないんだな、って思った」
「そんなこと・・・」
言いかけてハッと口を瞑る。今の彼女には逆効果だったかもしれない。
私の予想は当たった、彼女の視線が鋭くなる。
 
 
「古い広辞苑の私はどうやっても改訂版には敵わないの」
彼女の言葉を最後に古紙回収のトラックは走り去ってしまった。
私はこの時ほど自分の無力さを呪ったことはなかった。



という夢の続きを見ました。
ちょっと前に10年ぶりの改訂版、のニュースを見たからだと思います。
起きた後本気でやばいなと思いました。(主に自分の思考回路とか)

夢を文章に起こすのは大変ですよね。文才がほしい。
というかですね、実際の夢ではひらひらの紙と辞書が会話を交わしてるんですよ。
このシュールさはきっとどれだけ文才があっても文章じゃ伝わらない。
[2008/06/22 18:12] 日常 | TB(0) | CM(1)

てっきりXPとVistaのはなしかと思ってしまった
紙は関係ないっすね
[2008/06/22 19:52] 御坂 [ 編集 ]

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